「豆柴の平均体重って一体どれくらいなの?」
「性別で体重も違うの?」
「成長過程でどれくらい変化するのかしら?」
特に、豆柴の購入を考えている方にとっては、豆柴の体重や成長に伴う体重変化は気になりますよね。
今回の記事では、そんな疑問を徹底解説し、豆柴に対する知識を更に深めるお手伝いができたら幸いです。
では早速、『豆柴の体重は性別で差がある』のか説明しますね。
豆柴の体重は性別で差がある?
結論を言うと・・・豆柴の体重は性別で差があります。
これは、豆柴に限らず他の犬種や人間と同様で、正確には骨格(体型)の違いが大きく影響しているのではないでしょうか。
人間は成長期を過ぎると、男性と女性では大きく体型の差が出ますよね。
体格に差が出るという事は、骨の大きさや筋肉量なども違うので体重にも差が出ます。
つまり、豆柴も幼少期では差がない体型であっても、成長過程で骨格に差が出始めて体重にも差が出るのです。
しかし、成長には個体差が関係している為、メスでも遺伝的に成長スピードが速く体重が増えやすい場合もありますが、性別で然程体重の差はありません。
では、具体的に豆柴のオスとメスではどれくらい平均体重に差があるのか、見て行きましょう。
豆柴の体重は平均何㎏?
豆柴の体重はオスで平均5~6㎏に対し、メスは4~5㎏と言われています。
1㎏しか差がありません!
実際に私は、仕事をしながらオスもメスも両方見ていますが、然程体格に差は見受けられませんし、オスもメスも抱っこしても5㎏のお米より軽く感じるのでつい片手で抱っこしがちになります。
※落として脚を怪我をさせる可能性がありますので、必ず両手で抱えましょう!
実は、豆柴には更に小さい『極小豆柴』と『小豆柴』がいます。
豆柴よりも更に小さい=骨格が小さい=骨の量か少ないので体重も少ないです。
具体的な平均体重については、関連ページで説明していますのでコチラ↓をご覧下さい。
https://www.mame-shiba-inu.com/what-is-mame-shiba-inu-dog/
豆柴の体重は〇〇歳で安定します!
次に、豆柴の体重が何歳で安定するのか説明します。
体重が安定する=成長スピードが緩やかになる=ホルモンバランスが安定するという事が考えられます。
つまり、成犬となれば体重の変動も落ち着くのではないでしょうか。
豆柴の成犬は1歳に相当し、人間で言うと約17歳です。
また、7ヶ月にいなると大半の豆柴は成犬の体重に達しますが、前述で説明しましたように、成長スピードは個体差が関係していますので、その犬によって多少の差が生じます。
では、具体的に成長に合わせてどのように体重が変化して行くのか見て行きましょう。
※豆柴の年齢と成長期については、関連記事で詳しく解説していますのでコチラ↓をご覧下さい。
http://mame-shiba-inu.com/mamejiten/archives/12
豆柴 成長による体重変化
前述しましたように、大半の豆柴は1歳で成犬期を迎え、生後7ヶ月で成犬の体重に達します。
成長速度が人間に比べると本当に速いですよね。
そんな豆柴の生後~生後7ヶ月の体重変化を表にまとめましたのでご覧下さい。
月年齢 | 豆柴の体重 |
2ヶ月 | 1.5㎏ |
3ヶ月 | 2.0㎏ |
4ヶ月 | 2.5㎏ |
5ヶ月 | 3.5㎏ |
6ヶ月 | 4.0~4.5㎏ |
7ヶ月 | 5.0~6.0㎏ |
こうして見ると、6ヶ月~7ヶ月にかけて性別で体重に差が出ているのが分かりますよね。
また、生後3ヶ月までは0.5㎏ずつ増えていますが、4ヶ月から1㎏前後増えていることから、生後4ヶ月~7ヶ月までの成長スピードがピークだという事も分かります。
ここで気になるのが、豆柴の正しい体重測定方法ではないでしょうか。
余談ではありますが、正しい体重測定方法を少しだけご紹介させて下さい。
豆柴の体重を正しく測定する方法
豆柴のような小型犬は抱っこした状態で体重計に乗り、計測するのが一番簡単です。
勿論、計測後に抱っこした飼い主さんの体重を引き算して下さいね。
生後1~2ヶ月の測定しにくい時期は、子犬が入る器などに乗せて測定をし、測定後に器の重さを引けば子犬の体重が測定できます。
この時期は人間が使っている体重計ではなく、料理などに使われる計量器で測定するのもおすすめです。
豆柴の体重と個体差について
最後に、豆柴の体重と個体差の関係性について説明をします。
まず、『個体差』とは遺伝的な影響が強く関連し、身体・精神的に生まれ持った特質の差異を示します。
例えば、人間でも同年齢で成長スピードが速い人や標準の人、遅い人がいるように、豆柴も成長スピードが各々違うという事です。
人間ほど差はありませんが、遺伝的な要素で体重変化に多少差が出ると知っていれば、余計な心配をせずに済みますよね。
まとめ
今回は『豆柴の体重』について解説をしました。
飼い主さんが豆柴の体重を気にするのは、健康管理面からの事ではないでしょうか。
一方、これから豆柴を家族に迎え入れようと考えている方々が豆柴の体重を気にするのは、豆柴の定義面からではないかと個人的に考えました。
豆柴は小型の柴犬です。
しかし、体重を減らして豆柴にしているわけではありません。
小さな柴犬を正しく繁殖・改良したのが豆柴ですので、これから豆柴を家族に迎え入れる方は是非、愛情を持って健康管理をしてあげて下さいね。
今回の記事の要点を下にまとめましたので是非、こちらもご活用下さい。
- 豆柴の平均体重は5~6㎏
- 豆柴の体重は成犬を迎える1歳で安定してくるが、個体差がある
- 豆柴の平均体重は、性別で多少差が生じ、オスが5~6㎏に対してメスは4~5㎏
- 体重で性別に差が出始めるのは生後6か月~7ヶ月の成長期がピークに達した時
- 豆柴の成長スピードは5ヶ月目から加速し、体重の変動もピークになる