豆柴のは毛色は多彩!実は6種類もの毛色が存在するんです!
一般的には、赤・黒・白・胡麻色の4色に分類されていますが、もう少し詳しく分けると6種類の毛色に分類されています。
今回は、魅力的な外見に加え、多様な毛色のバリエーションを持つ、豆柴の毛色の種類とその特徴について徹底解説します。
豆柴の6種類の毛色と印象
まず始めに、豆しばの主な6種類の毛色とその印象について解説します。
6種類の毛色と聞いて私はピンとこないのですが・・・存在するそうです。
では、その6種類の毛色とは・・・
- 赤毛(視覚認識上茶色だと思っている方が多い)
- 黒毛
- 白毛
- クリーム色
- シェード
- 胡麻
「シェードって何?」
と思われた方が多いのではないでしょうか。
そして、クリーム色は白色に分類されるのではないか?と思いますよね。
一体どのような違いがあるのか、それぞれの色と色が与える印象について解説します。
赤豆柴と毛色が与える印象
赤豆柴の代表的な毛色で、明るい赤や濃い目の赤褐色の被毛を持っています。
ベージュに赤みがかった毛色は、とても愛らしい印象を与えます。
実は、皆さんが茶色だと認識している毛色は、赤毛なんです。
私も茶色だと思ていましたが、この記事を作成するにあたって、いつも以上にじっくりと観察をしてみると、確かに赤なんです!
赤というよりも赤褐色ですね。
赤は、豆柴や柴犬を象徴する毛色だけに、とても人気のある毛色です。
黒豆柴と毛色が与える印象
黒豆柴は胸や口回りが白く、その他の部分は黒一色のシックな雰囲気が印象的な毛色です。
また、黒柴によく見られる目上のマロ眉模様は、豆柴の象徴にもなっています。
シックな雰囲気とは、大型犬のシベリアンハスキーの様な落ち着いた印象の毛色と説明したら良いのでしょうか・・・逆説すると・・・
シベリアンハスキーの毛色を濃くして、お腹周りなど黒毛の面積を広げ、口先を少しへこませて尻尾をクルッと巻いたら黒柴の出来上がりです。
あとは小さくするだけです!
つまり、子供が大人の服を身にまとっているような姿で、可愛いだけではなくカッコイイ要素も兼ね備えているという事です。
黒柴も赤柴同様で豆柴を象徴する人気の高い毛色と言えます。
白豆柴と毛色が与える印象
白豆柴は純白の被毛を持ち、清潔感だけではなくふわふわとした雪のような印象を与えます。
また、白色はカラーセラピーだとリラックス効果を与えると言われていますので、見ているだけで癒されるのではないでしょうか。
クリーム豆柴と毛色が与える印象
クリーム豆柴は、淡いクリーム色やベージュの被毛で、優しさとふんわりとした印象の毛色です。
また、豆柴の愛らしい表情が際立つ色色ではないでしょうか。
シェード豆柴と毛色が与える印象
シェード豆柴は、毛の色が体の特定の部分で徐々に変化する毛色のバリエーションを指します。
例えば、背中や耳の部分が濃い色で、腹部や脚が濃い色になることがあります。
更に具体例を出すと、明るいベースカラー(例:赤・黒・クリーム)に対して濃淡グラデーションが見られます。
濃い部分はブラックやダークブラウン、茶色に近い色合いで、明るい部分はベースカラーと近い色合いです。
このグラデーションによって、被毛が立体的で奥行きのある印象を与えます。
胡麻豆柴と毛色が与える印象
胡麻豆柴は、赤や黒のベースカラーに、ブラックタンやレッドタンなどのマーキングが入るパターンの毛色で、『タン』とは茶色や深い赤褐色の斑点や斑(マダラ)の事を指します。
混ざった斑点模様が特徴で、小さな黒い斑点が全体に広がっています。
また、『タン』の色合いやパターンは個体によって異なり、黒やダークブラウン、茶色が一般的で個性的な印象を与えます。
珍しい毛色の豆柴は2種類!
では次に、珍しい毛色の豆柴についてご紹介したいと思います。
豆柴というだけで希少価値がありますが、更に希少価値の高い珍しい毛色はないか?
調べていると、聞いたことのない毛色を知ることが出来ましたので、皆様と共有したいと思います。
珍しい毛色の豆柴には、以下のようなバリエーションがあります。
- マール
- ブリンドル
「マール?ブリンドル?何ですかそれ?」
聞いたことのない横文字に若干、冷や汗を隠し切れませんが、具体的にどのような毛色をしているのか気になりますよね!
具体的に説明すると・・・以下のようになります。
マール(Marle)とは?
マールは、斑点模様やマーブル模様が特徴的な毛色で、複数の色が混ざった美しい模様を持ちます。
斑点が不規則に分布しており、他の犬種で見られることはありますが、豆柴では一般的に見られない稀な毛色です。
ブリンドル(Brindle)とは?
ブリンドルは、斑点模様やストライプ模様が特徴的な毛色で、黒や茶色の毛色に淡いストライプ模様が入った外見を持ちます。
マール同様にとても希少な毛色ですが、稀な事例が報告されているようです。
このように、珍しい毛色は個体差や遺伝子の組み合わせ(血統)によってさまざまな毛色が現れる為、稀な例として存在します。
確かに!ママ犬はクリーム色でパパ犬は白色なのに、何故か黒の子供豆柴が生まれたりしています。
しかし、血統をたどると、お祖母ちゃん豆柴やお爺ちゃん豆柴、ご先祖様豆柴が黒の毛色ということがあるので納得しました。
そう考えると、遺伝子の組み合わせって面白いですよね!
では次に、『毛色の遺伝と種類の関係』について詳しく見て行きましょう。
毛色の遺伝と種類の関係
豆柴や他の犬種における毛色は、遺伝によって決定される重要な要素です。
遺伝子の組み合わせによって毛色が形成され、特定の犬種や個体に特有の色合いや模様が現れます。
毛色の遺伝は複雑であり、先祖からの遺伝子の影響も大きく関与しています。
(人間とは違い、遺伝子が毛色に大きく影響しているんですね!)
毛色の遺伝には、主にドミナント遺伝とレセッシブ遺伝が関与しているようです。
ドミナント遺伝の場合、1つの遺伝子が支配的で、その遺伝子が現れるためには片親がその遺伝子を持ている必要があります。
一方、レセッシブ遺伝の場合、両親がその遺伝子を持っている場合のみ現れる毛色が形成されます。
前述で説明したように、豆柴の毛色には、赤色、黒色、白色、クリーム色、シェード色、胡麻色の6つの主なバリエーションがあります。
これらの毛色は、先祖からの遺伝子の組み合わせによって形成されるものであり、1つの犬種内でも様々なバリエーションです。
また、マールやブリンドルなどの珍し毛色は、稀な遺伝子の組み合わせによって生まれることがありますが、これらの毛色を持つ豆柴は非常に希少であるとされています。
遺伝学の観点から毛色の違いや特徴を理解する事で、豆柴のみなず犬の魅力的な多様性を楽しむことができるのではないでしょうか。
毛色を選ぶ際の注意点と考慮すべき要素
最後に、『毛色を選ぶ際の注意点と考慮すべき要素』について解説します。
飼い主は、自分の好みやライフスタイルに合わせて考慮する事が重要です。
また、毛色だけではなく、健康状態や性格などの側面も考慮して全体像を把握しましょう。
それでもやっぱり毛色が一番重要で譲れない場合は、信頼できるブリーダーや専門家のアドバイスを受けることも大切です。
以下にまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。
健康と性格の重要性
豆柴を迎える際、毛色は魅力的な要素の1つですが、飼い主として健康と性格の重要性を理解することが大切です。
それは、長い時を家族の一員として、一緒過ごす為に重要な要素だから。
毛色は外見に与える影響が大きいですが、飼い主としては健康と性格を優先していただきたいと常々思っております。
健康な状態を保つには、ブリーダーや獣医と連携し、定期的に健康診断を受けて適切なケアを提供っすることが必要です。
また、性格は遺伝子だけではなく、環境などからも形成されるため、毛色とは直接関係がありませんが、毛色同様に大切な要素と言えます。
つまり、性格が飼い主と合致し、家族との共同生活に適していることが幸せな飼い主とペットとの関係を築く秘訣です。
特定の毛色にこだわる前に、個性を知り、自分の家族や生活スタイルに合った最適な家族を見つけて下さいね。
個体差を理解する
豆柴に限らず、動物の毛色は個体差があります。
兄弟姉妹でも毛色が異なることがありますので、完璧な毛色を求めるのではなく、個々の個性を楽しむ事も考えてみてみて下さいね。
ブリーダーと相談をする
豆柴のブリーダーや専門家と相談する事で、毛色に関する詳細な情報を得ることが出来ます。
自分の希望に合った毛色の豆柴を見つけるためにも、専門家のアドバイスを仰ぐと良いでしょう。
まとめ
今回の記事を作成しながら、私は週末のボトル替えの仕事で沢山の豆柴の毛色を観察する事が出来ました。
「ん?この子の毛色は・・・ブリンドル?」
自分ではまだ見極めれませんが、富士野荘には様々な毛色の豆柴ちゃんが居ることは確かです。
今回の記事の要点を下にまとめましたので、こちらも是非ご活用くださいね。
- 豆柴の毛色は、赤色、黒色、白色、クリーム色、シェード色、胡麻色の6つの主なバリエーションがある。
- 赤はほとんどの人々が茶色と認識しやすい毛色。
- 希少な毛色はマールとブリンドルの2種類。
- 犬の毛色は遺伝子で決定し、個体差がある。
- 飼い主は、豆柴の健康面と性格めんを優先して選びましょう。
- お手入れなどの観点から、自分のライフスタイルに合った毛色の豆柴を選ぶことも大切。
- 詳しい毛色の情報は、専門家やブリーダーに相談をし、正確な情報を得ましょう。